冬の事故防止
冬の事故防止
改めて身の周りのリスクに目を向け、事故を予防する習慣をつけましょう。
暖房器具による火災
ストーブやこたつなどが原因の火災が各地で多発しています。
火災要因のほとんどが、誤った使用方法によるものです。火災はちょっとした不注意によって起きてしまいますので、改めて火の用心をお願いします。
周りに燃えやすいものを置かない
洗濯物を乾かさない
就寝前・外出時は火の元の確認を徹底する
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その他の火災予防
餅などによる窒息
郡山消防本部管内では、過去10年間(2010年から2019年まで)に餅などの食べ物による窒息で219人が救急搬送されています。
特に12月と1月に多く、これは年末年始に餅を食べる機会が多いためと思われます。
救急搬送された方の年齢をみると8割が高齢者です。
窒息要因としては、餅のほか、寿司、パン、肉、麺類などによるケースが多くあります。
食事中の窒息事故に係る救急統計について
食べ物は小さく切って、食べやすい大きさにしましょう
飲み物や汁物と一緒に食事をしましょう
ゆっくりと時間をかけてよく噛んでから飲み込みましょう
餅などの詰まりやすい食べ物は、それぞれの年齢や体調に合わせて食べるようにしましょう
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雪や凍結路面での転倒
郡山消防本部管内では、過去5年間(2015年から2019年まで)に雪などによる転倒で243人が救急搬送されています。
雪などによる転倒では、思いもよらないタイミングで滑ってしまうことから、とっさの受け身がとれなかったり、後方に転倒してしまうなどして頭部を怪我したり、骨折するなどして入院する事案が多く発生しています。
雪などによる転倒に係る救急統計について
歩幅は小さく
靴の裏全体をつけて歩く
時間に余裕をもって行動する
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低体温症
寒さが本格化することで、低体温症リスクが高まります。
低体温症とは、何らかの原因により身体が冷えて体温が低下することで、正常な身体の機能が保てなくなる症状を言います。
郡山消防本部管内では、過去10年間(2010年から2019年まで)に、低体温症により334人が救急搬送されています。
救急搬送された方の年齢をみると8割が高齢者です。
また、救急要請場所の7割が屋内で、気温の低い日に十分な温かさのない部屋で寝ていたり、長時間身体を動かさないでいたりすることで体温が低下し、低体温症を発症しています。
筋肉量や運動量が少ない高齢者や要介護者は、室温低下の影響を受けやすいので、同居の方など特に部屋の温度管理に注意してください。
また、飲酒後に帰宅途中、泥酔して屋外で眠り込んでしまい発症してしまった事例もあることから注意が必要です。
低体温症による救急統計について
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ヒートショック
入浴時のヒートショックに注意しましょう。
ヒートショックとは、気温の急激な変化により血圧が大きく変動することで起こる身体への影響を言います。
暖房の効いた暖かい部屋から、寒い浴室へ移動した際に発症することがあり、特に高齢者の場合は、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こすなどして、入浴中の事故につながりかねません。
脱衣所や浴室は、暖房やシャワーで事前に暖め、部屋の温度差をなくす
浴槽の温度は38℃~40℃に設定する
浴槽から急に立ち上がらない
食後は1時間以上空けてから入浴する
飲酒後は入浴しない
入浴前に家族に一声かける
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お問い合わせ
消防本部 総務課
〒963-8877 郡山市堂前町5番16号
TEL:024-923-8171
FAX:024-923-1228
E-mail:
消防本部 予防課
〒963-8877 郡山市堂前町5番16号
TEL:024-923-8172
FAX:024-921-8777
E-mail:
消防本部 消防課
〒963-8877 郡山市堂前町5番16号
TEL:024-923-8173
FAX:024-923-1228
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