この取り組みは、住宅用火災警報器の設置率100％を目指して、中田分署が中田町内会協議会、郡山市消防団中田地区隊、中田行政センターと合同で、中田町内約1,300世帯の全戸を約１ヵ月かけて訪問し、住宅用火災警報器の設置状況の調査とともに、その必要性と火災予防についての啓発を行うものです。

　出発式には、各町内会長や関係者など約40人が出席し、火災予防と火災による死者の抑制を図るために、地域一体となって取り組むことを改めて確認しました。

　火災による死者を抑制するためには、まず火災を起こさないことが重要ですが、万が一の場合でも住宅用火災警報器が正しく設置されていることで逃げ遅れを防ぐことができます。

　住宅火災によって死者が発生するケースの多くは、就寝時間帯の火災です。

　就寝中は火災に気づくのが遅れ、煙を吸ってしまい避難が出来なくなることが大きな要因です。

　そのため、ご自身と大切なご家族の命を守るためには、火災をいち早く知らせる住宅用火災警報器の設置が必要不可欠です。まだ設置されていないご家庭は、すぐに設置しましょう。

　また、すでに設置されているご家庭では、定期的（月に一回程度を推奨）に点検ボタンを押して器機が正常に作動するか確認しましょう。※点検はひもを引くタイプもあります。

　住宅用火災警報器は約10年で電池切れとなりますので、電池切れの際は新しいものと交換し、万が一に備えましょう。