郡山消防署喜久田基幹分署からのお知らせです。

６月24日（木曜日）と25日（金曜日）、富久山分署で喜久田基幹分署、日和田分署、富久山分署が参加しての合同訓練を実施しました。

今回の訓練では交通事故現場を想定し、各隊員が安全で確実な活動を実施するための共通認識を図る目的で行われ、各所属から合計15名が参加しました。

交通事故では、まずは事故概要（どのような事故か、けが人は何名か等）を把握するための情報収集が重要となります。現場で関係者や目撃者等から事故の状況を聴取するほか、けが人の状況、自動車や道路、周囲の破損程度等から、短時間で可能な限りの状況を把握します。また、自動車が関係する交通事故の場合、人体に大きなエネルギーが加わったことで、見た目には分からない深刻なダメージを受けていることも少なくないため、救急隊だけでなく、現場で活動する隊員全員が共通認識をもった活動をすることが必要です。

今後も、災害が発生した際に迅速かつ確実な活動ができるよう訓練を継続し、個々の能力とともに部隊間の連携強化を図ります。