9月28日（火曜日）と29日（水曜日）、富久山分署で喜久田基幹分署、日和田分署、富久山分署の各職員が参加し、危険物火災への対応訓練を実施しました。

　ガソリンや石油等の危険物は、事業所や一般家庭でも幅広く利用されている一方で、毎年のように危険物の利用上の不注意などによる火災が発生しており、より一層の安全利用に対する意識の向上が求められています。また、危険物火災は、一度発生すると甚大な被害となる傾向があることから、今回の訓練では、危険物火災が発生した際の対応能力の向上を図る目的で各所属から合計30名が参加し、特殊な資器材を使った消火訓練を行いました。

　水のみでは消火することが困難な危険物火災に対しては、泡消火薬剤を使用した消火活動を行います。泡によって火災の表面を覆い、窒息効果により消火します。訓練参加者は、放水時の発泡状況などを確認するとともに、薬剤の性能や種類を学びました。

　今後も、災害が発生した際に迅速かつ確実な活動ができるよう、継続して訓練を行い、個々の能力とともに部隊間の連携強化を図ってまいります。