10月13日（水曜日）と14日（木曜日）の２日間、解体予定の旧三春町役場を使用して、より実践に即した救助訓練を実施しました。

　大規模地震によって倒壊した建物から要救助者を救出するためには、隊員の進入口や救出口を確保するために、コンクリートなどの壁や床を破壊する場合があります。

　今回の訓練では三春町にご協力いただき、解体予定の旧役場建物の壁や床をエンジンカッターやチェーンソー、削岩機などの資機材を使用し、実際に破壊する訓練を行いました。

　実際の建物を使うことで、作業スペースをはじめ、コンクリートなどの建材の厚さや構造などに応じた資機材や破壊方法の選定を行うためのより専門的な知識、さらにはより正確な技術の向上を図ることができました。

　今後ともあらゆる災害に対応できるよう訓練を継続して行い、現場対応力の充実強化を図ってまいります。