６月10日（木曜日）、田村消防署で消防ポンプ自動車を運転・操作する機関員を対象としたポンプ運用フォローアップ訓練を行いました。

　昨今の気候変動や社会構造の変化などにより、火災をはじめとした災害は複雑・大規模化する傾向にあり、これらに的確に対応するため、より専門的で高度な知識や技術を有したエキスパートの育成が求められています。

　そのため田村消防署では、現場の中堅職員を対象としたフォローアップ訓練を毎月実施しています。

　今回の訓練は、前半の座学で消防ポンプや消防ホース、筒先など各種資機材の基本的な知識の確認を行いました。後半は実際に消防ポンプを使い、使用するホースの口径や本数、使用資機材の違いによる放水量などの変化を確認し、災害現場で起こり得る状況を想定するなどした訓練を行い、ポンプ運用に関する知識を深めました。

　今後もさらなる知識と技術向上のため訓練を重ね、地域住民の安全と安心のために現場対応力の充実強化を図ってまいります。