７月９日（金曜日）、田村消防署で、消防ホース延長要領に関するフォローアップ訓練を実施しました。

　この訓練は、様々な状況が想定される火災現場において、状況に応じた消防ホースの効率的な延長技術を習得する目的で行われ、田村消防署管内の職員約20名が参加しました。

　火災現場でいち早く放水活動を開始するためには、消防水利の確保とともに、現場の状況や消防戦術に応じた消防ホースの延長方法の選択と、その迅速で確実な実践が求められます。

　今回の訓練では、火災現場において活動スペースが少ない状況や、中高層建物の狭い階段を登りながら消防ホースを素早く延長する方法を確認し、技術の習熟を図りました。

　昨今の気候変動や社会情勢の変化などにより、火災をはじめとした災害は複雑・大規模化する傾向にあり、これらに的確に対応するため、より専門的で高度な知識や技術を有したエキスパートの育成が求められています。そのため田村消防署では、引き続きさらなる知識と技術向上のための訓練を重ね、現場対応力の充実強化を図ってまいります。