９月17日（金曜日）、田村消防署で高速道路上での交通救助を想定した訓練を実施しました。
　今回の訓練は、高速道路上での交通救助活動の考え方や、要救助者の救出方法を習得するために、田村消防署管内から合計17名の職員が参加しました。
　高速道路上での交通救助活動では、救急隊と救助隊の他に、安全監視を任務とする安全監視隊、二次災害の防止を任務とする二次災害防止隊が出動します。
　要救助者を救出するためには、まず救助する側の救助隊の安全及び現場全体の安全を確保しなければなりません。現場に完全な安全は存在しませんが、二次災害を防止することはできるため、専門的な知識を学び、現場を想定した訓練を実施するなどして、活動中の事故防止を図っています。
　他にも、車両に取り残された要救助者を救出するための車両破壊方法や、様々なケースを想定した搬送方法訓練も併せて実施しました。
　今後も、迅速かつ確実な活動ができるよう訓練を実施し、個々の能力とともに部隊間の連携強化を図ってまいります。