４月18日（月）、田村市常葉町内で、田村市消防団常葉地区隊と合同の防火パレードを実施しました。

　この防火パレードは、昭和31年に発生した「常葉大火」の惨禍を後世に伝えるとともに、防火防災意識を高めるために毎年行われています。

　「常葉大火」は、昭和31年４月17日午後７時10分頃、田村郡常葉町（今の田村市常葉町）で発生した火災で、住宅から出火し強風にあおられて燃え広がり、常葉町中心部の建物約600棟を全半焼、焼失範囲99,000㎡、死者１名、重症者３名、軽症者若干名、り災者1,303名が発生したもので、当時、戦後最大の大火でした。

　現代においても、木造の建物が多い地域等では、強風下で火災が発生した場合、大規模な火災に発展することもあります。