「収れん火災」をご存じですか?
「収れん火災」をご存じですか?
「収れん火災」とは
太陽からの光が何らかの物体により反射又は屈折し、これが1点に集まることを「収れん」といいます。
太陽光が1点に集中した場所に可燃物がある場合、熱が蓄積し発火することがあり、この「収れん」によって火災に至ったものを、「収れん火災」と呼んでいます。
「収れん火災」が発生しやすい季節
太陽の高度が低く部屋の奥まで光が差し込む冬季に最も多く発生することが知られています。
しかし、「収れん火災」は、太陽の位置、気象条件、収れん現象を起こすものの向き、可燃物の位置など、様々な条件がそろえば、いつでもどこでも起こりますので、夏季でも注意が必要です。
「収れん火災」を引き起こす可能性のある身近なもの
- 凹面鏡
- 水晶玉
- 調理用のステンレス製ボウル
- 金魚鉢
- 水を入れたペットボトル
- 水を入れたガラス瓶
- タイヤのアルミホイールなど
「収れん火災」を防ぐには
- 凹面鏡など「収れん火災」を引き起こす可能性のあるものは、窓際など太陽光が差し込む場所には置かないようにしましょう。
- 外出時は、カーテンを閉めて、室内の遮光をしましょう。
- 水を入れたペットボトル、タイヤのアルミホイールなど、屋外での「収れん現象」にも注意しましょう。
注意喚起資料
郡山消防YouTubeチャンネル → 「収れん火災 火災実験」
お問い合わせ
消防本部 予防課
〒963-8877 郡山市堂前町5番16号
TEL:024-923-8172
FAX:024-921-8777
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