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郡山地方広域消防組合は、昭和48年４月に発足し、

　今年度で50周年を迎えました。

　この記念すべき50周年を節目として、

過去の災害を振り返り、

　災害を身近なものとして意識し、

　常日頃から「もしも」に備えましょう

　住民のみなさまとともに

より一層強固な

　「安全・安心なまち」の実現をめざします

50周年記念組合PR動画　＆　災害の記録　

　　　　　　　　　　（画像をクリックすると外部サイト（YouTube）にアクセスします）

組合発足記念動画

　　出演・撮影・編集すべてが職員手作りの50周年記念動画を制作しました。消防の活動の様子だけでなく、本組合の構成市町の名所の映像も取り入れた動画になっています。

公開

　　2023年10月30日から郡山消防YouTubeチャンネルで公開しています！

50周年記念ロゴを制作しました

　

記念ロゴ制作にあたって

50周年を記念し、広く発信することで将来にわたって管内の安全・安心を災害から守る決意を込めて記念ロゴを制作しました。

デザインコンセプト

本組合のイメージキャラクターである火まもり君を採用し、放水活動の水の動きで50を描くことで消防の躍動感と爽やかさを表現しています。

ダウンロード

メインカラーである水色の他にオレンジ、紺、赤、黒の合計５色をそろえました。

ウェブサイト内の「火まもり君の部屋」からダウンロードすることができます。

火まもり君の部屋

http://www.shobo.koriyama.fukushima.jp/character/001652.html

災害を振り返る

組合設立までの主な災害等

• 昭和 7年　郡山市常備消防部発足
• 昭和23年　郡山市柳内（駅前）火災
  　　　　　 建物109棟、映画館２棟焼損
• 昭和23年　消防組織法制定　自治体消防がスタート
• 昭和25年　郡山市消防本部を設置、常備消防部を郡山市消防署に改組（職員37名）
  
  

昭和31年　田村市常葉町（旧田村郡）大火

昭和31年４月17日、住宅から出火し、強風にあおられ燃え広がり、町中心部の建物約600棟が全半焼、焼損範囲99,000㎡、死者１名、重傷者３名　り災者1,303名が発生した当時では戦後最大の大火です。
当時の惨禍を忘れないために、現在でも常葉町では「常葉町大火防火パレード」を実施しています。

昭和44年　郡山市熱海町磐光ホテル火災

昭和44年２月５日、郡山市熱海町の磐光ホテルにおいて火災が発生し、当時、ホテル火災としては戦後最大となる31人が死亡した火災です。

出火原因は、舞台のショーで使用する「たいまつ」を石油ストーブの近くに置いていたことで出火し、付近のカーテンなどに燃え広がった火災です。

消防設備の管理が不十分であり、火災の初期段階での消火が有効に行われず、迅速な火災通報及び避難誘導も行われなかった等、多くの問題が明るみとなり、ホテルの管理者等は有罪判決が下りました。

この火災をひとつの契機として、消防法や建築基準法の規制強化が行われました。

組合発足から現在までの主な災害等

昭和48年４月　郡山地方広域消防組合発足（１市７町１村）（職員139名）

昭和55年12月　クリスマス豪雪（56豪雪）

昭和55年12月から昭和56年３月にかけて、東北地方から近畿地方までを襲った記録的豪雪です。

県内全域で大雪による被害が続発、郡山市内では高圧線鉄塔等が倒壊し、三日間にわたり停電となりました。

昭和61年８月　8.5集中豪雨

　

昭和61年８月４日から５日にかけて台風10号が温帯低気圧に変化して発生した大規模な水害です。
郡山市内を流れる阿武隈川や逢瀬川の堤防が決壊し、床上浸水1,321戸、床下浸水1,386戸、中央工業団地等の被害が402億円余りの大災害となりました。

平成７年11月乾電池製造工場火災（リチウム電池）

平成７年11月、郡山市日和田町の大規模工場で火災が発生しました。工場特有の構造で窓が無く、鎮火まで７時間15分を要しました。焼損延べ面積1,583㎡　損害額44億6,000万円

平成８年４月　田村市船引町（旧田村郡）大規模林野火災

平成８年４月15日、船引町上移地内で大規模な林野火災が発生しました。
ヘリコプター９機（東京消防庁２機、自衛隊７機）の応援を受け消火しました。

焼損面積は約116.42ヘクタール（1,164,200㎡）となり、管内最大の林野火災となりました。

平成10年８月　平成10年８月末豪雨

　

平成10年8月26日から30日にかけて、台風４号の接近と前線の停滞により、福島県南部から栃木県北部にかけて記録的な豪雨に見舞われました。郡山市内でも内水被害が多発しました。
床上浸水394戸、床下浸水523戸

平成13年８月　メッキ製品工場火災

　

平成13年８月19日、郡山市西部工業団地内の大規模工場で火災が発生しました。
焼損延べ面積10,387㎡　損害額約20億円

平成14年７月　台風６号

　

平成14年７月10日未明から、台風６号の接近に伴う豪雨により、郡山市内で阿武隈川流域の内水被害が発生しました。
床上浸水144戸、床下浸水165戸

平成16年２月　木工団地工場火災

平成16年２月22日、郡山市安積町の木工団地の工場で火災が発生しました。焼損面積3,770㎡、損害額２億3,500万円

平成17年３月　平成の大合併

滝根町、大越町、都路村、常葉町、船引町が合併し田村市が誕生、構成団体が２市２町となりました。

平成22年７月集中（ゲリラ）豪雨

平成22年７月６日夜、郡山駅前を中心に浸水被害が発生しました。
床上浸水49戸、床下浸水130戸、非住宅（店舗）浸水229件、土砂崩れ130件

平成22年11月　大型衣料品販売店火災

平成22年11月12日、郡山市大槻町内の大型衣料品販売店から火災が発生しました。

焼損床面積2,968㎡　損害額　約２億6,600万円

平成23年３月　東日本大震災

　

　
・ 平成23年３月11日14時46分　東北地方太平洋沖地震マグニチュード9.0　最大震度７（宮城県栗原市）

管内の震度（6弱：郡山市、田村市、小野町）（５強：三春町）

死者30名（郡山市15人、田村市14名、三春町１人）※関連死等を含む
建物火災６件（郡山市４件、田村市２件）※地震発生から３日間

救助47件・救急288件（地震発生から３日間）

　・ 12日　東京電力第一原子力発電所事故

１号機で水素爆発、半径20キロ圏内に避難指示発令

郡山市総合体育館にて避難住民に対しスクリーニングを実施（３月12日から６月21日まで102日間）

活動職員延べ896名　スクリーニング実施人数　28,714名

　・ 14日　３号機で水素爆発

　・ 15日　半径30キロ圏内に屋内退避指示発令

平成23年９月　台風15号

　

平成23年9月21日から22日かけて、台風15号が日本各地に被害を及ぼしました。
郡山市内の阿武隈川及びその支流が増水し、避難指示が発令され、床上浸水1,257戸、床下浸水122戸、非住宅浸水185件、河川等の溢水11ヶ所、土砂崩れ、法面崩壊等87ヶ所という甚大な被害が発生しました。

平成31年４月　郡山市田村町大規模林野火災

平成31年４月９日、田村町糠塚地内で大規模な林野火災が発生しました。
鎮火に１日を要し、県内消防広域応援隊や陸上自衛隊ヘリコプター10機の応援を受け消火しました。
焼損面積　約68ヘクタール（680,000㎡）

令和２年７月　郡山市島２丁目爆発火災

　

　　

　　令和２年７月30日、郡山市島２丁目地内の飲食店で大規模な爆発火災が発生しました。

　　人的被害：死者１名、負傷者19名
　　物的被害：建物232件、車両57件、その他3件
　　損害額：12億2,611万円（令和３年３月29日現在）

令和元年10月　令和元年東日本台風（台風19号）

令和元年10月12日から14日にかけて、台風19号の影響で関東、甲信、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害が発生しました。

福島県の被害額は約6,798億円となり、昭和36年の統計開始以来最大となりました。

管内人的被害：７名（死者６名、重症者１人）

　　建物被害：17,881件（住家6,664件、非住家3,653件、床上浸水6,631件、床下浸水933件）

　　道路被害：677件（陥没、法面崩落等）

　　河川等被害：91件

令和３年２月　福島県沖地震

令和３年２月13日23時７分　福島県沖地震　マグニチュード7.3　最大震度６強

管内の震度（６弱：田村市、三春町）（５強：郡山市）（５弱：小野町）

建物火災１件（郡山市）、救助３件（郡山市）、救急13件（郡山市）

令和４年３月　福島県沖地震

令和４年３月16日23時36分　福島県沖地震　マグニチュード7.4　最大震度６強

管内の震度（６弱：田村市）（５強：郡山市）（５弱：三春町、小野町）

建物火災１件（田村市）、救助１件（郡山市、救急６件（郡山市、田村市）

令和５年３月　郡山市中田町大規模林野火災

令和５年３月８日中田町で大規模な林野火災が発生しました。

鎮火に４日を要し、４日間で延べ612人（郡山市消防団、陸上自衛隊、警察を含む）が消火にあたりました。

建物３棟全焼　林野焼損面積113ha

組合公式ロゴタイプを制作しました

ロゴタイプ制作にあたって

　組合発足から50周年を節目とし、郡山地方広域消防組合の新たな価値を創造する一歩として公式ロゴタイプを制作しました。

デザインコンセプト

　子どもから大人まで読めるひらがなを使用することで、すべての世代に受け入れていただける優しさを。

　全体を長方形に収めることで、消防の規律正しさを。

　"O"の部分に組合章を入れるデザインで、変化の激しい時代についていく発想の柔軟さを表現しています。

　今後もこのロゴタイプと共に広く消防を発信していきます。